スキャボロ・フェアー

イングリッシュローズの、一重や、花弁のあっさりしたものに、
すごく名花が多い気がします。
そうして、どんどん咲いていくことは、花のかわいさとの相乗効果で、実にホレボレします。
バラ園のスキャボロ・フェアーも、そんなに大きくありませんでしたが、
鉢で育てても、ほそーい枝をびゅんびゅんと出して、フロリバンダのような樹形。
しかも、なかなか強健、はじめてのバラにもおすすめかも。
galleryに置いてある、スキャボロ・フェアーは、秋のバラ園のものですが(こちら)
今年の我が家のものは、ほわっとクリームがかって、色が濃め。(かわいいから、許す。)
でも、切り花には向きません。
咲いて2,3日、白く退色して、はらっ、ばさっと、惜しげもなく散ってしまいます。
フットワーク

この写真を撮った夕方、
「あら!」
と、ウォーキングをしている女の人に声をかけられてました。
瞬時には、どなたかわからず、
ちょっと考えてしまった後、わかったのです、ちょっと失礼だったかな。
一度だけ、その方のお宅に伺ったことがあります。
自作の素敵な品々が、ガラスケースの中で輝いて、
趣味、バンザイ!といような、器用な方。
料理もお上手で、服装は、いつもエレガント。
ウォーキングスタイルが、それらとあまりにもかけ離れていました。
毎朝、毎夕、数キロを歩かれているそうです!
私の知り合いは、はきはきと元気がよい人が多く、フットワークが軽い。
切り替えがはやい、気持のよい人たち。
皆、なにか運動をしているようです。
あとで考えれば、くだらないことに、
かなりの時間、くよくよと、とらわれていたということ、
誰にでもあると思うのですが、
最近、身に覚えはありますか?
筋肉がつくと、感情処理がはやくなる、
有酸素運動は、ボケ防止によろしい等々、
その種の研究はたくさんあるようで、
わたしも、うっすら、そうかもしれないなと、思うことがあります。
頭でっかちな日常から、解放されたい、身体からのサインかもしれません。
いろみほん

こういう色見本が、好きなんです。
見ているだけで、うっとり。
小学5,6年だったか、休み時間に
「図工の先生が呼んでるよ。」
と言われ、図工の準備室へ。
図工の先生は、ふわふわパーマ頭の、はきはきした小柄な女の人。
絵をかくということが、とても苦手なわたしは、それほど先生と親しくもなく
「えっ?なんだろう・・・・。」
と不安になりつつ、行ってみると、
先生は、窓に向けられた机の上に、
私の(苦肉の)作品を置き、じっーと見てました。
その様子から、なにか良くないことをいわれるのだと思っていると、
にっこりとなさって、机の引出しから、小さな袋を出されました。
袋の中には、小さな、けれども同じ色は二枚とない色紙が、たくさん!
裏には、色の名前とか番号が記載されていていました。
以来、100枚以上はあるその色紙を、
注意深く広げて、うっとりするのは、わたしのあそび。
色彩感覚をほめてくださり、将来、デザインなんか、やるといいわよ、と言って
先生の机の中から、私に渡った「トーナルカラー」。
数年前までは、手元にあったはずですが、失くしてしまいました。
HPを作る時に、唯一楽しいことといえば、
Web色見本のサイトなどに行って、色を選んでくること。
あとの作業は苦痛で、
色を選ぶことを、最後のお楽しみにとってあります。
写真は、八掛の色見本、きもの屋さんの商売道具。
広がったページをぱたんと、折りたためるようになっていて、
最後は、薄い本のようになります。
八掛は、着物と同系色を選ぶのが、現在の主流のようですが、
わたしは、ぜんぜん違う色を選ぶのが好きです。
なので、二、三日はじっと考える・・・。
そうしてたいていは、
着物じゃなくて、色見本のほうを、欲しくなったりします。
臈たける

鉄道の広告に起用されるモデルさんは、
場所よってさまざまなんだとおもいます。
東京周辺では、JRの駅なら、こちらの時間が、しばし止まってしまうような、
吉永小百合さんのポスターが貼ってあり、
地下鉄にのると、宮崎あおいさんが、にっこりしています。
毎日、多くの人が集まる場所なので、誰もが知っている人を起用するのは、
なかなか難しいよう気がするのですが、
誰にも好かれるイメージの人を持ってくるのは、やっぱりよく考えられているなぁと。
派手な美人というわけはない、このお二人、
今ではあまり使われなくなった「臈たける」という言葉が、よく似合います。
この言葉、花ならば、コスモス、かな。
コスモスは、野生ということも、私は感じるのですが、
あのお二人、芯のつよいところも、
きっとおありだろうなと、ふと思います。
すすき

すすきの穂が、ばらけてきました。
何人かの方に、お返事したのですが、
来年のカレンダーを作る予定はありません、ごめんなさい。
納得していただけたか・・・、ちょっと不安。
生活感が出てしまうような、カレンダーはいやなのであると、
おもったことが、去年の動機。
でも、ないと困る。
ちらっとあると、便利。
自分では、パソコンのそばに置き、
カレンダーとして、ぱっと、さっと、見たりして、
役立っていたのは、ちょっと意外なようで・・。
買ってくださった多くの方も、そう思ってくださったようで、
作者として、とてもうれしいことでした。
けれど、サイサン、といういうことを考えると、
やっぱり無理があります、紙とインクが高すぎるんです・・・、ごめんなさい。
秋明菊

コスモスよりもこちらのほうが、
わたしの中で(何かの)順位が、ぐっと高い。
好きな花の、五本指に入るのではないかと思う、そこには、コスモスも桜も入らないのに。
おとといの濃いピンクの秋明菊も、いいけれど、
白ならば、もうメロメロ、引き寄せられるように、そばに行ってしまう。
わたしに、異様に高い評価を与えられたせいか、どこか、誇らしげ。
拍手の数がいつのまにか、増えていてびっくりしました、ありがとうございます。
拍手の数しか、わからないので、
ひとりひとりに、お礼を申し上げられないのですが・・・、はげみになりました!
若い・・・のである。

バラを育てることによって、わたしに開かれたものは、「写真」と「香り」。
よい香りに目覚めたのは、今では、バラ園であまり見かけなくなった
「ダブル ディライト」。
なんだか花ではないような、トロピカルさ。
イングリッシュローズの、花容と相まった華やかな香りは、
バラを育てる喜びを倍増するし、
紫のバラの、秘密めいた香りに、いつも違う何かを思い出す・・・。
(今日は、長いぞ。)




