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2009
06.09

守られる

花菖蒲



この春、三脚のおじさんばっかり集まった、チューリップの花壇で撮っていた時、
おばさん二人連れに声をかけられたんです。
カメラはどのくらいの重さとか、疲れないかとか、そんなこと。

カメラをお持ちではないので、
ちょっと不思議な質問のようでしたが、
周囲のおじさん達の気配は、ちょっと息苦しいほど壮観。
じっと一か所に構え、機材ともどもずらりと並ぶ間に、機材を競うような気配も、明らかにあるんですよ。
そんな中、ぽつぽつと質問が続いたあと、

「こんな素敵なところで、撮るなんて、いいわぁ!よいご趣味ですね。」

と、微笑まれて、私から離れていきました。

「よいご趣味」というと、(わざわざ書くまでもなく)あんまりよい後味がしないことが多いのです。
この時は、
どこか高揚した気分から、ふっと出たような新鮮さと、
明るく素直な口調から、いやな感じはすこしもしませんでした。
そのお二人の間に、師弟のような上下関係がある雰囲気もあって、
なにかクリエイティブなことにかかわる人の率直な感想なのだろうと、思いました。
私に質問をするのは、もっぱら「師」にあたるらしい女の人で、
もう一人の方は、その人より少し若く、「質問」にも「答え」にも、大きくうなずき、
終わると、「師匠」に寄り添いつつ、後ろからついていかれました。

まぁ、でも!
この時は、自分のやっていることを「いい趣味」だなんて、少しも思っていなかったので、妙な具合でしたが・・・。


ブログをお休みしている間に、やっぱり「いい趣味」なのだとと思いました。
撮ることで一番メリットがあるのは、(言うまでもなく)私。
守られている感じ、と書くと、バリケードのようなものを想像されるかもしれません、
そうじゃなくて、「ふかふかおふとん」のようなもの・・・だから、いい趣味なのです。

花菖蒲は、早くも見ごろが数日で終わってしまいそうな気配でした。

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