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ピアノと物理学者と温泉

2020.01.20.Mon.19:55
キュリー夫人



私がピアノに出会うことによって知り得た、キュリー夫人のお話をしましょう。
上の写真は、三朝温泉(みささおんせん)にある夫人の像です。

キュリー夫人には二人の娘さんがいたのですが、
お姉さんのほうは、お母さんと同じ物理学者に、
妹さんは一時、ピアニストを目指していました。
その妹さんの先生は、
当時、ヨーロッパで絶賛売出し中のピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタイン。
キュリー夫人もルービンシュタインもポーランド出身ですから、
パリでの同郷のよしみかと。

ある時、ルービンシュタインが
(当時はすでに有名人だった)お母様を食事に招待する光栄に与りたいと申し出ると、
母は誰の誘いにも応じず、研究室に閉じこもっている、
時には、外に出て美味しい食事をしたり楽しんでほしいといえば、
人様の前に出られる姿ではないと・・・
(本文では、手荒れが酷くて、人様と食事ができないとかいう言い回しだったかと思うのですが、
wikiを読むと、素手で放射性物質を触っていたようです。)
母の毎日は悲惨なんですといって、「ピアノの先生」の前で泣き伏してしまった・・・。

後年、ルービンシュタイン先生に、その「光栄」はやってくるのですが、
暗く、しんみりしたひとときだったようです。

ルービンシュタインの自伝は、話がモリ過ぎであると、あんまり評判が良くないのですが、
上の話は、華やかでも悲惨でもなく、しんみりとした話。
伝わっているキュリー夫人のキャラクターともよく合致して、実話なんだろうなと思います。
夫人の生涯は、栄光以上の苦難や苦痛の道のりだったかもしれません。

三朝温泉は、世界でも有数の放射能泉。
大小様々なホテルや旅館(だけ)が、突然ドーンとある!という感じのところ。
外を歩いて楽しむっていうところではないですが、私は一週間ぐらい、いたかったです。
もう一度、絶対!入りたい温泉というのは、意外にもそうそうないものです。

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