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ジュード・ジ・オブスキュア Jude the Obscure

2019.05.19.Sun.21:13
ジュード・ジ・オブスキュア Jude the Obscure



トーマス ハーディの「ジュード・ジ・オブスキュア」を読もうと思って、もう何年過ぎたでしょうか。
私は超大作を読むのが苦手です。
例えば「カラマーゾフの兄弟」、「レ ミゼラブル」・・・・とか。
この手の超大作は、必ずって言っていいほど、登場人物でない人が出てきて(ほぼ筆者です)、
なにか主張を始めることが多いのです。
「一体、いつになったら、これは終わるのか・・・」
と、ぶっ飛ばして先のページを探しているうちに、読まなくなります。

ジュード・ジ・オブスキュアも「上・中・下」の超大作だったので、
もう諦めて、ネットであらすじを探しました。
映画化(日陰のふたり)もされているようなので、いろいろなあらすじを読めました。

ころんと丸くて、明るく、色にふさわしい柑橘系の良い香りのバラですが、
これを裏切るような、かなり暗い話でした。
やや退色してきたある日、バサッと音を立てて散るのですが、
それを納得させるものでした。



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