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おじさんとフカヒレ

2018.01.07.Sun.21:52
ふかひれ@石巻


一度っきり、お会いした後、30年以上も「おじさん」と呼んでいる人がいます。
おじさんは、外国船に乗ることが仕事だった人で、
最初にお会いしたとき、オーストラリアから連れてきたコアラのぬいぐるみをくれました。

そして一年もしないうちに、おじさんのお葬式に行きました。
おじさんは祖母の再婚相手で、「おじいちゃん」と呼んでもよかったのですが、
祖母が「おじさん」と呼ぶので、そうなりました。

離れて暮らす時間が永かったせいか、祖母は30年間、一貫して、
「おじさんはいい人だった。」
部屋ごとのおじさんの写真を見ながら、暮らしていました。

一度、写真立てのガラスが割れたのがそのままになっていたので、
私が新しいものをあげたら、ひどく感謝されました。
そして祖母は何もしない母のことをこき下ろし・・・。

実の娘よりも、うんと頼りになって優しいおじさんのようで、
女の人にはナンダカンダいたって、亭主が最高なのよと、いつも言います。
仲の良い女友達だって、面と向かって思いっきり文句を言えないからだそうです。
有閑マダムだった祖母は、数々の趣味を持ち、
80を過ぎるまでは、頻繁にお友達と遊んでいたようですが、
「女同士のめんどっちくさっ。」も数々あったのでしょう。
私もオジサマ(オット)に文句ばっかり言ってますからね、納得。

おじさんと一度だけお会いしたとき、中華をいただいたのですが、
寿司、うなぎなどのごちそうがきらいだった私は、初めて食べる「フカヒレスープ」に感激。
それから機会があるごとにフカヒレスースープを食べるのですが、あれほどのものは・・・。
そうして、フカヒレは私の中で燦然と輝くごちそうになりました。

寿司はそのうち好きになって、
石巻や気仙沼にフカヒレの寿司があると知ったのは、かなり昔ですが、宮城県に行ったならば絶対に!と。

知っている味で言うならば、エイヒレにちかいなぁ、おつまみの。
でもあの時のフカヒレスープの中に入っていたのと、同じ食感でした@泰平鮨

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