「絶対に食べませんっ!」/その後

2017.06.12.Mon.20:08
窓


「○○、呼んでくださいぃ!」
という、若い女の子の強い口調にびっくりして、一体何を呼んでくれと言ったのか、
今となっては、よく覚えていないのだけど、
「オーナー」とか「シェフ」とかだった気がする。
場所は、レストランの入り口。私はいったん、そこを離れた。

数分後、そこに戻ってくると、
女の子は白い服を今風に、くたっとこなれた感じ着ていて、おしゃれな感じ。
横には、やっぱり白い服の、シェフ。
ほんの30分ぐらい前、私のランチを運んできた、柔和な顔立ちのその人。
私は人を待っていたので、
このやり取りを、二人から見えないような位置で聞いていたのだけど、
問題は、この店がランチには予約を取っていないことにあるようだった。

1000円前後のランチなら、予約不可も普通だろうと思うのだけど、
彼女はもう絶対そこが許せないらしく、全力というか、満身というか、力の限り、怒っていた。

「・・・せっかく来たのだから、食べていってくださいよ。今日は・・・」
と、メニューを詳しく説明し、半ばなだめているシェフに対し、
「ここがどんなにおいしくても、絶対に食べませんっ!」
「・・・。」

私も、若いころは無茶を言っただろう。
さすがによく知らない相手には言わなかったから、こういう言い方になるけど、
彼女の無茶ぶりに、ドン引きした彼の心の中は、こういう気持ちになるのね・・・。
自分は子供じゃない!と思う人は、怒りの着地点を自分で決めましょう。
そこで、待ち人が来たので、私はそこを離れた。

彼女は、もう食べないで帰るしかないだろうな・・・と想像したけど、
いつ我に返ったのか・・・そのあとしばらく、気になりました。

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