2016/04/22

憧れの・・・!

グリッサンド




ピアノを弾きはじめ、
音大出の先生と話がかみ合わないかもと思い、
クラシック音楽を聴き始めから数年後、
横山幸雄さんのラヴェルを聴きに行ったことがありました。

ある世界に足を踏み入れ、奥へ進み探っていくことが、
とても楽しい感じられる時が、あると思うのですが、
今日の話は、それが一段落した後のこと。

横山さんのコンサートに行ったのは、
私が毎月のように行っていた演奏会もそろそろやめようとしていたころで、
その頃には、「あこがれの曲への、あまりにも遠い道のり」を、実感していました。
それでもなお久しぶりに「!!」と思ったものが、グリッサンド

アンコールで連弾の「マ メール ロワ」を独奏されていたのですが、
最後の虹が降ってくるようなグリッサンドに何か持っていかれて、約20年。
やっと、たどり着きました。
先生が先月、連弾しましょうとおっしゃたので、
私自身もすっかり忘れていたこの曲を思い出しました。

グリッサンドだけなら、(血まみれになっただろうけど)20年前もできたかもしれません。
こうして、曲の中で登場させることできなかったでしょう。
今は、何も心配はなく、セコンドの低音にのせて、手をすべらせる誇らしいことよ!

グリッサンドには、さらに続きがあって、
横山さんのを見たあと、さらに魅了されたのは
クラウディオ アラウの(80歳!)ワルトシュタインの三楽章のオクターブのグリッサンド。

こちらはDVDですので、該当部分を何度も繰り返してみました。
あの部分は、楽譜でグリッサンドの指定はないようなので、
スケールで弾くピアニストもいます。
誰が弾いているのを聞いても、私の頭の中にアラウの手がでてくるので、
彼以外、ありえなくなりました。遅めのテンポもクセになります。

こちらは、私が演奏することは、まずありえないです。
オクターブのグリッサンドもそうですが、
その近くにあるメロディーとトリルを、あんなに長く、同時に・・・私の手では、ありえないです。



グリッサンドは24:36ぐらいから。
ワルトシュタインは汗だくで弾く人が多いです。
過酷な頭脳労働に、肉体労働が加わった感じでしょうか。






「マ メル ロワ(妖精の国)」の映像はこちら。
グリッサンドは14:35ぐらいから。
ランランさんの顔芸(?)は映さないでよいと思うのですが、
アルゲリッチさんの、椅子の座り方が、参考になりました。
曲の最初のほうは、音がものすごく接近するので、
自分の手が鍵盤のどこにあるのか、ふっと、消えるようにわからなくなります。




こちらは、客席側から映しているので、
そのカッコよさがわかるかと、17:26から。
二人とも、ピアノの正面というより、
鍵盤の中心(中央のドのあたり)に向くように座っていることが、さらにはっきりわかります。

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