2015/02/27

遠いところにあるもの

グランドピアノ


グランドピアノは私にとって、
先生のお宅で、発表会で、写真のように部屋と楽器を借りて触れるものです。
屋根をちょっとあけようと、思ってピアノをのぞいたら、
長い棒と、二つの穴しかないようです。

そんなはずはないので、もう一度よく見ると、
長い棒に埋め込まれるように、中くらいの、
さらにそれに埋め込まれるように、鉛筆ぐらいの長さの短い棒(写真)があって、
まるで「マショーリカ」のような構造になっているのに、びっくりしました。
よく知っているようで、知らないピアノ。。。

何を弾くか、についても、近い存在、遠い存在があるようです。
遠い存在のことは、考えようともしないものですね。

・モーツアルト、ベートベン、ショパン、ドビュッシーは、発表会でもおなじみのメンバーです。
もしかしたら、勉強したバッハを弾くお子さんもいるかもしれない。
ここのグループは、簡単なものから、難しいものまでそろっていて、
知名度の上からもスター級ですね。

・もうちょっと勉強の進んだ人が集まるところだと、
リストやシューマン、シューベルトが弾く人がそなれりにいるかも。

・他にもいっぱい、ピアノを楽しむには人生は短かすぎる!ほど、
発表会の内容を充実させる上で、先生はめずらしい選曲をすることもあると思うけど、
チャイコフスキー以外のロシアもの、ドビュッシー以外のフランスものは、
ちょっとおめにかかりにくいかも。

永遠の中級者でいるつもりでいた私の頭の中は、上のようになっていたようです。
特に珍しいことを書いたつもりはなく、一般的なことだと思います。

以前、通っていた先生の中に、
ブラームスをいろいろな場所でお弾きになる方がいました。
趣味でやっている私に、バッハを授けたのはこの先生ですが、
先生によると、
「バッハをやった人とやらない人の演奏は、何を弾いてもすぐにわかるから、やりましょうね。」
とのこと。

時間が経っても、一向にバッハらしくならない私の演奏に、あきれていらしたと思うのですが、
ブラームスは、バッハをもっと複雑にしたものとおっしゃっていました。
ただでさえ、聴きにくいブラームスが、さらに遠くなった気がしました。

今週のはじめ、レッスンに行くと、帰り際、
「次は、ブラームスを弾きましょうね。」
と、言って、弾き始めました。
今の先生は、私のへんなバッハをいつの間にか変えてくださったので、
疑うつもりはないですが、え???

あまりにも遠すぎて、忘れていた大3Bの最後のひとりを思い出したので
ぼんやり思っていた上のことが、はっきりしました。
自分の世界が狭かったかも、と反省したいような、したくないような。。。
衝撃が大きくて(気が重くて)、先生から借りた楽譜を開いてみる気が、まだしませんっていうか、
親近感がもてないと、弾けないものです。。。。

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