2014/12/14

おばあさんの服

おばあさんの服



祖母に、セーターとカーディガンを買ってきてと、言われる。
母に頼まなかったのは、母の趣味が嫌なのだろうかと・・・。
母はいまだに真紅のセーターとか着る人です。

「頼むのだから、なんでもいいよ。」というのを、
無理に、何色がいいかを聞き出すと、ブルーと。

その日、私がユニクロで購入したブルーのアンサンブルを着ていて、
こういうを着たいのかな?と。
でも、まさかユニクロで買うわけにもいかず、
百貨店の数階ある婦人服売り場を、さまようことにした。
私としては、ヤング・キャリアの売り場で、やわらかく上品な色を選びたいので、
「おばあさん売り場」は最後に行くことに。
玉虫色的おばあさん服は着せたくない。

売り場に行き、適当につかまって、話をしたり聞いたりすると、
ヤング・キャリアの売り場に、おばあさんはやって来て、買っていくそうだ。
私が考えたようなことを考えていらっしゃるおばあさまは、いるらしい。

祖母とほとんど同じ年だと思うエリザベス女王は、
はっきりとしたきれいな色を今もお召しで、とてもステキだと思う。
でも、普通のおばあさんがあれをやると、間違いなく色に圧倒されてしまう。
女王の威厳があるからこそ。
だからといってフツーのおばあさんの服の色をあいまいにするのではなく、
統一感を持たせつつ、色をばらすのがいいのかも!

こうひらめいて、同色のアンサンブルはあきらめ、
セーターだけをブルーにして、外は別の色、色をばらすことにした。
選ぶハードルが、さらにあがった感じだけど。。。

服を着るのに、時間がかかると話していたので、
着やすさも、着たくなるような肌触りも重要。
すると完全に予算オーバー。
でも私はススム。
最後に「おばさん売り場」に行き、
白っぽいカーディガンの前で、しばらく悩んでいると、
きりっとした知的な年配の店員さんが、「いくつぐらい?」と聞いてきた。
ずうずうしいおばさんになったわたしは、
買ってきたセーターを出してもいいか?と許可を求めてから、
「この上を・・・」と言うと、
この色には、白よりこっちのグレーのほうがいいかと・・・言いながら、
合わせてみると、ぴたっとおさまった。

女なので、服はこれまでたくさん買ったけど、
ここまで私を納得させた店員さんはいないなー。
この売り場には、長年のお買い物で目の肥えたおばあさんが来るせいか、
やっぱりすごい人を置いているのかも。

中のブルーのセーターは「組曲」。ゆるめのタートルがいい感じです。
きれいなブルーは、首と裾にグレーのトリミングのあるカーディガンで引き締められつつ、
全体として柔らかになりました。
祖母はとても気に入ったようです。
自分の服を選ぶのに、ここまで考えたことがないかも。

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