つるばらの重さ・月日の重さ

2013.05.18.Sat.16:35
スパニッシュビューティ



今年は強い風のおかげで、今までなかったことが起りました。
何年も枝を支えてきた枝柱が、一挙に何本も風によってごっそり抜かれ、
枝はぶらんと宙に。

それで太くて長いつるばらを一本、ぐいっと手に持ってみたのですが、
その重さに、ひるみそうでした。

枝自身が重すぎて、風が吹けばその重さで、案外簡単に折れ、落下しそうでしたので、
ひるんでもいられず、ぐいっと持ち上げて、ベランダに引きこんだのですが、
あの重さは、まさしく月日の重さのような気がしました。

「ピエール・ドゥ・ロンサール 」を、鉢で育てる人がいるなら、
「スパニッシュビューティ」だって、オッケーだなと、
案外簡単に決断しましたが、最初のうちは、思わしくなかったんです。
そんな中、マンションの改修工事があって、さらに光も風も当たらない春となり、
このバラに花が咲くことをいよいよあきらめました。
が、びっくりすることに、次の年から、ばーんと咲きだしました。


人が月日と重さについて、感じるものがあるとすれば他に(自分の)子供があると思うのですが、
それは、
「大きくなった、なった、よかった、よかった。」
というふうふうに、重さが「よかった」というほうに変換され、
月日のことは、どっかにいってしまいます。
私のバラも、花ばかり見ているだけだったら、「よかった」というほうに変換されたままでした。
構造物に固定することが多い、長くて太いツルバラの枝を、持ってみる機会は案外ありません。

ごぼうよりは太いけど、大根ほどでもない、2メートルぐらいの枝は、本当にものすごく重くて、
金属でも入ってる??と思いましたが、
私の月日と挫折と成功が、この一本に、ぎっしり入っている手ごたえがありました。

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コメント
鍵コメさんへ
例えば、
食べ物の好き嫌いが多くとも、
成績がすごく悪くても、
すぐにはよくならないようなところ、
それをしばらくじっと見ていなけれなならないところ、
そして、ある日いきなりびっくりさせられるところは
子供とよく似ていますね☆
何年もかけて育てていく植物は、
人を育てていくのと同じくらいの気の長さが必要なのかもしれません。

元気よく育っていくと、
水を毎日二回もやったり、枝や花の始末で、
知らないうちに時間を取られることも、子供と似てます^^;)

「お金のなる木」は、ほんとうに強いですね。
忘れられてカラカラになっても、鉢で花を咲かせているのを見かけます。
お金を得るということは、そういうことかもしれませんね^^;)
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