2013/03/11

制服

花



制服を買いに行きました。
お店に行くと、採寸する部屋に案内され、店員さんは、なぜか私のことをじっと見てから
「お母様は、中学生の時、どのくらい伸びましたか?」
と聞かれました。
おお!それを聞いてくれるのか、言おうと思っていたのよーと
「10センチ伸びたので、10センチは出せるようにお願いします。」


それから、娘の着るいろいろなものを、その「10センチ」を問題に、サイズを決めていったのですが、
どうも、タテだけではなくヨコも、母親からその子供の三年後を想像しているような気がしました。
女の子だからでしょうか。
男の子のお母さん達は、どれだけ大きいものを買えるか?ということで盛り上がっていました。

制服屋でアルバイトしていたことがあります。
アルバイトや「お針子」のおばさん達を統率する男の人が、やたらに厳しい人でした。
ずいぶんキツかった記憶があるのですが、嫌だったことを具体的に覚えてはいません。

でも考えてみれば、それも当然で、
制服屋は、アルバイトをしていた二か月の間に一年分の売上のあるところ。
サイズ違い、数違い、針が残っていた、注文を取り消したはずなのに、制服が届いた、などなど、
何か問題があっては、非常にまずいのでしょう。
都内のいくつかの私立女子中高学校と大学の制服を作っていましたが、
それだけでも、十分フクザツでした。

「お針子」のおばさんに聞いたところによると、
アルバイトがいない残りの10ヶ月で、
(翌年のための)基本的なサイズの制服を日々作るのだそうです。

そういう日々は、会社としては、貯金をちょっとずつ取り崩しているような日々。
やっぱりその二か月の間、怖い人になるぐらい、仕方ないような気がします。
挽回も、新規開拓も、非常にしにくいでしょうから・・・。

私はキビキビした性格ではないので、社内にいると怒られていたのか、外回りとよばれる、
学校に行き、採寸の手伝いの仕事ばかりしてました。
その時には、お金の話もするのですが、ちょっとめまいがしそうな金額の学校もありました。
最低限の冬の制服だけでも、20万ほど・・・。
その頃、日本はバブルでしたが、きっと今もあまりかわらないだろうと思います。
探してみると、私のアルバイト先は、今も、昔と同じ学校を相手に、同じところにありました。
学校を相手に商売することは、派手じゃないけど、固いです。


娘の着る制服は、どこかメーカーのものなので、
「Made in Japan」ではないらしく、きわめて良心的なお値段でした。

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