2013/01/20

レースと記憶

東照宮にて


簡単に言ってしまうと、コテコテということですが、それではすみません。
わたしはピアノの先生がおっしゃった「レース」を思い出しました、これも、まさにレース・・・と。

バッハのたくさんの音符を経過しながら、ゆったり進んでいく曲について、
先生はレースを思い出してくれたらいいと、おっしゃったのです。
たくさんの音符をしたがえつつ、エレガント進んでいくには、とてもいい比喩でした。

レースには、あんまり実用性はありません、(削ってもいい)装飾です。
現代の日本では「盛る もる モル」っていうことになりますが、
そこに、繊細さ、精巧さはないようです。
そこで気を抜いていないところが、バッハであり、(当時の)日本の職人でしょう。
「レースな世界」は作品のなかに残された記憶、なのかもしれません。

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