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シーサー横で(2012蔵出し14)

2012.12.18.Tue.09:12
シーサー


このサイズのシーサーをはじめて見て、ようやく「狛犬!」と気づきました。
調べてみると、シーサーも狛犬も、もとはエジプトのスフィンクス。
違いは、経由してきたのが中国か朝鮮か、なのだそうです。

今年、海東諸国紀―朝鮮人の見た中世の日本と琉球 (岩波文庫)
を読みました。
この本は「王と妃」などに出てくる、申叔舟が残したもの。
日本語もできて、来たこともあるらしい彼は、
古事記・日本書紀を手始めに、たくさんの日本の本を読んだのかと。

漢文の読み下し文なので、意味は半分もわかってないと思うのですが、
日本へのまなざしがとても真剣なのです。
王様に求められて残した彼の遺言は、簡単に言うと「日本とは、仲良くね。」
生涯を終えるまで、並々ならぬ関心を日本に持ち続けていたのでしょうか。

九州やそのあたりの島々の(えらい)人たちは、たびたび朝鮮へ行き、
丁重に迎えたようです。本の内容は、その記録です。
このあたりの人たちは、日本の、例えば京都のほうにも、同じように挨拶に行ったのでしょう。
この時代は、こんな感じで自分たちの安全を図っていたのかもしれません。

文化は、風のようにあっちにこっちへ。
今は、風のようになんて、生ぬるいですね、生肉ドレスも乗馬ダンスも、稲妻のよう。
例えば100年後、今の子供ぽい争いはどう見えるだろう。
ちょっと気にかかる、ホテルの前、シーサー横。

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