2012/01/13

道具

朝


去年、計画停電があった時、マンション住まいの私は、家事もできなくなって、
その時間にやっていたことといえば、外出か、ピアノを弾いていた。

あと数年すると、ピアノが、私のもとにやってきて20年になる。
やってきたころは、あれもこれも弾きたいと思っていたけど、
それはだんだん、
なんの訓練もない私が現状でエベレストに挑戦するようなことと、納得してきて、
「あれ」も「これ」もは、みるみる消えていった。

自分の住んでいるあたりの、小さい山なら登れそうだから、気力のある時に登る、
そういうふうにだらだらと進んできたけど、
これを意欲のなさというか、なんというか・・・。

それでも、寒い時期、電気もなく音が出るピアノはずいぶん私を慰めてくれたので、
おばーさんになっても、やり続けることにした、そう決めたのだ。
これが電子ピアノだったら、とっくの昔にやめていただろう。
簡単には処分が難しいおおきなモノゆえに、ここまで引き止めてくれたところも、かなりある。

続けるかわからないから、電子ピアノという選択もあるけど、
初めから買ってしまうというもの、アリ。
それでも、子供がやっぱり弾かなくなったので、
親が弾きだしたという話を二つぐらい知ってます、それも大いに結構!

写真の道具は、その多くが消耗品のような世界で、ひきとめてくれるものは、なさそうだけど、
カメラをもってどこかに行きたい、ということが、その役割をしているよう。
あと、撮ってね、見せてねという、優しい人たち。
写真は下手でも、実益の部分が大きいから、ずるずると続けられるのだろうな。

こういうことを書いたのは、今年に入って、写真のためにたくさん買い物をしたからで、
少しの道具でやってきた今までと違い、ちっと、こわいなと思う。

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