
笹川流れの先のあつみ温泉にするか、長いUターンして瀬波温泉にするか迷いましたが、
オーシャンビューが大好きですから、長いUターンも
「つまらないけど、まぁ、いっか・・・!」
静かで、ゆっくりできるところでした。

このどきっとするくらいの海の色は、夏の積丹半島の海の色に似ていました。
奇石が続くなどの地理環境が似ていることと、海水温度も関係かもしれませんね。
夏はまた違う色をしているのでしょう。夏は岩牡蠣がおいしいのだって
この色はだんだんと消えていったようで、山形県に入ると、よく知っているふつうの海の色でした。

どこかに行ったら、大浴場に入って(家のお風呂はとても狭いの)、
平らで、静かで、柔らかいところに寝たいので、キャンプはしません。
登山もしないだろうな、最近はクマが恐ろしいこともありますが、
大きな体の割には、出力の小さい私には、無理だなぁ・・と思いつつ、
山に登る人を羨ましく思います。
なので、山を登る人の記録を見つけると、しみじみ読みふけります。
過去に印象に残っているのは、2つ、
(おそらく若い)女の子が一人であちこちの山に行く、
ご夫婦で雪山も沢登りもする相当上級者の方の記録。
後者の方は、こんなに山深く入っていくのなら、クマに出会っているのだろうな・・・と思っていると、
クマの写真がありました。(すごく冷静な対応をなさっていましたよ。)
私が到着した日には、手前の山にも雪がまだらに残っていたのですが、
2,3日すぎると、ほぼ消えていました。

これはどこの海に見えるのかなぁ・・・南の方ではありません。
今回の旅は、とてもつまらない、自分史上最高に退屈な旅だと思いつつ計画を練りました。
あまのじゃくな私は、つまらないなら、うんとつまらなくして、さらには長い旅にしてから
出かけてみることも考えたのですが、旅の「長さ」は普通にしました。
ですがこの海。
南の島にも負けていません。
おそるべし笹川流れ。

つくしを食べようとは思わない私は、考えもしなったことが・・・。
正岡子規を読んでいると、妹が独り言を言いながら、つくしの袴を取って・・・というところがあって、
「袴、はかま、ハカマ・・・!アスパラガス?!」
つくしの葉であるスギナとアスパラガスの葉もどこか似てますが、
2つは親戚ではありませんでした。

色の組み合わせ方は、分野あるいはその時の流行などによって違うのだろうと思うのです。
花の色の組み合わせは未だによくわかりません。
誕生日などに、花束をもらうと
「おお、そうくるのか。プロは違うなぁ・・・。」
と感心することしきりです。
ということで、自分でやると、とてもつまらない組み合わせになりました

福寿草はお正月のほうがふさわしいのでしょうが、土の上で寒そうで・・・。
グリーンの上に気持ちよさそうにしている春の福寿草のほうが好きです。
カレンダーの写真は、上の写真をトリミングしたものです。
娘の受験は長期戦になってきました。
教科がごく少なくなって、一日中勉強しているわけもいかず、掃除、手伝いを嬉々としてます・・・。


もう長いこと記憶にある梅が、無残にも枝がものすごく短く、丸坊主状態になっていました。
程よく背が高く、優雅に枝を四方に広げていた在りし日の姿を知っている私にはとても衝撃的。
が、すぐにこれは梅の主の怒りなのだなと思い浮かびました。
「おみくじを巻きつけないで」と札がたびたびさがっていましたから。
おみくじを巻きつける場所は、この梅のすぐ横に設けらているのですが、
どうしても梅の木に巻きつける人がいるみたいでした。
その後、おみくじをどうやって取り除くかということを考えれば、
一見素敵なことのように思える梅の木に巻きつけることも、そうじゃないことに思い至ります。
何十、何百となったおみくじを木から取り外すのはとても手間がかかります。
ここでおみくじができるのは、お正月の間だけ。
それも済んだ今、梅の枝をばっさり切ったのでしょう・・・・。