
今日から、国公立前期試験です、娘も出かけました。
先日の私立の時も、電車が来ない止まった!があったので、
念の為、電車は動いているかな?と見てみると・・・もう動いてませんでした。
そしてすぐに娘からも、お知らせが・・・。
目的地まで結構遠く、都内を通っていくので、
行き方はどうにでもなる感じですが、大きく三通りありました。
娘も自分で検索するだろうとは思うのですが、その通りにはもう電車は来ないし、
あれはある程度、路線図が実感として頭の中にないと
「青海駅(お台場)へ行くつもりが、青梅駅に行ってしまう。」
事になりかねないので、文章で指示。
が、すぐに、その行き方もダメだとわかったので、
乗り換えが三回もあって、難易度高めな三番目の方法を教えました。
ざっと、注意点を教えて
(ここの乗り換えは外に出るとか、出ないとか、
行き先が二股になっているところがあるので、○○方面には乗らないなど)
連絡を取りつつ、
「間違いなく、試験の開始時間は遅れるから、安心しろー」と送り・・・。
そういうのを見ていたオジサマは
「一緒に行ったら?」
「あそこの駅は乗り換えがムズカシイよ。」
とか言い出すので、(こっちの電車が動いてないのに、一体どうやって?と、イラッとしつつ)
「あの子の力を信じるしかありません。」
と冷たくあしらいました。
三番目の経路は、私鉄がサクサクと動いていたらしく、
予定していた時間を少し過ぎた頃、到着の連絡。
その前に、大学のHPに試験開始時間の変更のお知らせが出ていたのですが、
私立のときはそれもなく、満員電車の中で電話もしずらいだろうと、私が大学に電話をしました。
通勤電車に乗らなくなって、久しいですが、電車って、こんなによく止まるもの?
地方から来た受験生は、かわいそう・・・。

数年前、鹿児島に行ったとき、「あれ?」と思うようなところに、
カラフルに塗られたアップライトピアノが置かれているのを、数箇所で見かけました。
でも、弾いている人を見なかったのです。
ピアノを長いことやっている(けどヘタな)私も弾こうとは思わなかったです。
テレビで「駅ピアノ」という短い番組を何度か見たのですが、
外国の人は、なんて気楽に、なんて楽しげに弾いてしまうのでしょう!
さらには、弾き語りをする人の多さとそのウマさといったら!
歌いながら弾くっていうのは、難しいのです。
鍵盤楽器をやらない人にとっては、左右の手が別々の音を奏でることが驚きかもしれませんが、
できるようになってみると、なんでもないこと。
たぶんこれだけなら、大人の方が、ピアノをやり始めた子供より、うんとはやくできてしまうはず。
けれども歌いながら弾くっていうのは、脳みそがもう一個必要な・・・。
考えるだけで頭が混乱してくるので、幼稚園の先生の真似事のようなことでも、無理。
最初に書いたとおり、日本にも街中にピアノはありますが、
弾き語りする人はあまりいないだろうなぁ・・・。
日本人は私を筆頭に誰がなんと言っても歌がヘタクソですから!

はじめは雨で、そのうち雪になったでしょう。
道路には積もらず、そのうち東京ではかなり珍しい、さらさらした雪が。
地上付近は暖かったらしく、結晶のデザインはあらかたこわされ、
十字か棒状のものがたくさん見えました。
私は簡単に、ベランダで観察です。


「もう撮れない」とは、
この場所が変わってしまったからではなくて、撮った私が変わってしまったから。
なんでもいいのですが、何かを始めたある一時、とても楽しい時期があります。
それが三ヶ月なのか、三年なのか、いろいろあるでしょう。
私の写真のそれは、三年以上はあったと思います。
上の写真は、その頃に撮ったもので、今はこの位置から立って見ようとも思わない。
だいたい雪が降ったぐらいで、もう私は外に行かない。
昔はまさに「犬」のようだった。(今から「雪やこんこ」をおしまいまで歌ってね。)
この写真は自宅から、7~8分のところ。
東京の雪は日常を変える。
先日、コンクリートの河原に生える強くて(つまらない)植物を、
熱心に撮っているおばあさんを見ていて、今は何を撮っても、楽しいだろうなぁ・・・・
と、公園に行っても何も撮らずに帰ってきた私は、そんなことを思いました。