
妙に奥行きのない変形の押し入れを壊し、クローゼットにする作業をしていました。
破壊作業はオジサマにしてもらい、私はベニアにパテを塗って、シーラー、ペンキ。
楽しく作業ができたので、どっかほかに塗るところがないか、探してしまいました。
その押し入れにあったものを、他に入れるため、ダンボール2箱分の本を処分。
その中から、ブラームスの本が出てきました。
これを買った頃はショパンが好きで、ブラームスなんて全く縁がなさそうな気配だったのですが、
今はすっかり逆転してしまったかも。
作品118を弾いていた頃、ブラームスとクララ・シューマンについてまわる不倫説を
いろいろなサイトでよく見かました。
この作品がクララ・シューマンに贈られたものなので、
クララと結び付けられて解釈、語られてばかりで、本当にうんざり。
作者の私生活と作品を結びつけて考えるのが、私はあまり好きじゃなく、
どちらかというと、切り離したいと、思っているのですが、
ブラームスには、譜読みしている時々、
「えー、この音!何が?!」
と、ひどくびっくりしてしまう箇所があって、
なにかひどく辛いことが・・・と思わずにはいられません。
長い間、弾いているうちになじんで、そんなことも忘れてしまうのですが。
この本の中では、なにも判断していませんが、
「不倫」と人から言われるような時期は、実際、なかったのでしょう。
「何か」あったかもしれないけど、秘密でも何でもなく、公然と親しかった。
「何か」が発展しても、クララが「ブラームス夫人」になるわけには、いかなかった・・・
ということも、承知しているブラームス。
要するに、「片思い」に近いものだったのかなと・・・。
未だに詮索される二人のことを、去年からよく思い出していました。
読み返してみて、私の中のモヤモヤがすっきり。
今度、ハンガリーの5番を連弾するので、すごく楽しみです。

今年最初のおみくじは「吉」でした。
欲張らずに、地道に進んでいこうと思います。

来年の春まで、遠くへの旅行はおあずけです。
来年の春、ヒューンと何処かに行っているか、家でマッサオになっているのか、
すべては娘次第です。
「落ちたら、絶対怒るよね。」
と、今から恐れられています、ハイハイ、そうですよ~。
それで、近くで遊ぶ第一弾は、前から気になっていた渡良瀬遊水地。
このあたりのことは話で聞いてはいたけど、想像以上に風が強くて、ものすごく寒いです。
で、早々と退散しました・・・(おいおい)
桜の季節にまた来ようと思います(たぶん)

メモリーカード類は大容量になったし、
その気になれば、ネット上のドライブに置くこともできるので、
今は使う人はあまりいないと思うのですが、旅行へはフォトストレージは必須でした。
仙台に行く前日、
長年使っていたフォトストレージが壊れていることを発見しましたが、もう、いらないなーと。
実際、使うことも少なくなっていましたが、
数年前、10年分ぐらいの写真が一挙になくなってしまったとき、
このストレージに残っていたものが、私をずいぶん慰めてくれました。
今年のカレンダーの3月(鹿児島)や11月(伊豆)は、このストレージがなかったら、
もう「ない」ことになっていた写真でした。
仙台についた夜、ヨド○シカメラに行って、コンパクトフラッシュを探したのですが、
高いのなんのって、びっくりして、帰ってから、アマ○ンで注文しました。
私のカメラはコンパクトフラッシュかピクチャーカードなのですが、
アダプターを介せば、SDカードでもOKなんですね、ちょっと怖ような気もするけど。

世の中のプリンが、「とろけるプリン」に変わりつつあるので、
見かけても、スルーすることが多かったのですが、
パッケージのかわいさに負けたのか、しばらく眺めてから、食べる決心をしました。
なにを眺めていたかというと、これが「とろけるプリン」であるかどうか、見極めるため。
プリンはどうやら2層(カラメルを考えると3層)。
上の方は明らかに、とろけるプリンだなと思ったのですが、
下の方は「そうじゃないかも!?」。
開けてみると、その通り。
「上の方」の話はしませんが、
「下の方」は、すばらしく正統派プリンでした。
以前取り上げた葉山のおじさんプリンに近く
あれよりもさっぱりとしてます@これはどこで買ったか忘れてしまいました・・・
ファミマが併設した道の駅だったはず。

写真の縦横比からわかるように、今日はスマホで撮った写真。
私の頭や目が3:4になっているので、もうなんだかわからなくて、これをトリミングする気にもなりません。
仙台は、お菓子がありすぎて、困ってしまいました。
困った挙句、私を動かしたのは、ラフランスのシャーベット。
すごーく美味しかったです。

私が近づいても、ちっとも気にしないで座ってたこの子は、
どこかで飼われているメインクーンでしょうか、立派ですね。
でっかい猫と暮らしてみたい。。。。

仙台に行ったのは12月中でしたので、当然これも見に行きました。
嫌になるほどには人は多くなく、大変よかったです。
青い光ばっかりのイルミネーションを見ていると、
私はなんだか気分が悪くなってくるのですが、この色はOK。
けれども!
けやきの細かい枝まで空高く・・・、手間を考えると、気が遠くなります。

一度っきり、お会いした後、30年以上も「おじさん」と呼んでいる人がいます。
おじさんは、外国船に乗ることが仕事だった人で、
最初にお会いしたとき、オーストラリアから連れてきたコアラのぬいぐるみをくれました。
そして一年もしないうちに、おじさんのお葬式に行きました。
おじさんは祖母の再婚相手で、「おじいちゃん」と呼んでもよかったのですが、
祖母が「おじさん」と呼ぶので、そうなりました。
離れて暮らす時間が永かったせいか、祖母は30年間、一貫して、
「おじさんはいい人だった。」
部屋ごとのおじさんの写真を見ながら、暮らしていました。
一度、写真立てのガラスが割れたのがそのままになっていたので、
私が新しいものをあげたら、ひどく感謝されました。
そして祖母は何もしない母のことをこき下ろし・・・。
実の娘よりも、うんと頼りになって優しいおじさんのようで、
女の人にはナンダカンダいたって、亭主が最高なのよと、いつも言います。
仲の良い女友達だって、面と向かって思いっきり文句を言えないからだそうです。
有閑マダムだった祖母は、数々の趣味を持ち、
80を過ぎるまでは、頻繁にお友達と遊んでいたようですが、
「女同士のめんどっちくさっ。」も数々あったのでしょう。
私もオジサマ(オット)に文句ばっかり言ってますからね、納得。
おじさんと一度だけお会いしたとき、中華をいただいたのですが、
寿司、うなぎなどのごちそうがきらいだった私は、初めて食べる「フカヒレスープ」に感激。
それから機会があるごとにフカヒレスースープを食べるのですが、あれほどのものは・・・。
そうして、フカヒレは私の中で燦然と輝くごちそうになりました。
寿司はそのうち好きになって、
石巻や気仙沼にフカヒレの寿司があると知ったのは、かなり昔ですが、宮城県に行ったならば絶対に!と。
知っている味で言うならば、エイヒレにちかいなぁ、おつまみの。
でもあの時のフカヒレスープの中に入っていたのと、同じ食感でした@泰平鮨

今日は前回よりアップして。
手前の松の木を見れば、ここは残ったんだなぁと。
(この写真には写っていない)少し左にいくと、突然ごっそり何もない荒れ地があるのですが、
またすぐ松の木が続いています。
海はするんと静かで、波の音、濤声というものが聞こえませんでした。
昼、歩けば観光客でいっぱい。
そしてこの街から少し離れると、違う景色がありました。

あけましておめでとうございます。
一昨日更新すると書いておきながら、昨日公開するのを忘れてました!
松島の朝です。