
数年後、撮られたほうも、撮ったほうも、
この時撮った写真を見て、それぞれに思うことがあると思うけど、
それは円の中、二人だけの話。
円の外から撮った上の写真は、また別のことを感じると思うけど、
もうどこの誰ともわからず、写真の存在を伝えられない。
私には意味とか価値が桜の花びらのように淡く、
だた、桜と人はよく合うなと思うだけ、去年の写真。

変化の激しい時期、毎日ベランダを見ていると、やはりここにも。
姫さまには蕾が、
バラの蕾も見つけました、名前は忘れました、私の家に来たばかりで、
まだあだ名をつけていません。
オバマ夫人は、花柄がお好きなのかな?と思いました。
東西を問わず、心をくすぐる花柄ですわ。
まだ、50歳を過ぎたばかりなのですね。

去年、某所で悪夢を見ました。
雪はまだ、たくさん残っているけど、溶けて道がもどりつつあり、
小川は雪解け水でちょっとした洪水、あふれていました。
黒い土が見えた日向には、ふきのとう。
たくさんといいたいところですが、一つ、二つ。
しばらく歩くと、また一つ二つ。
私たちが、さっき車を降りた場所では、
スーパーの袋を、盛大にふくらませた人たちにたくさん遭遇しました。
袋の中は、すべて「ふきのとう」だと思われます。
それを見てなんだかなぁ。。。と思っていたところへ、
私たちの前を行く夫婦が、
その一つ、二つ残ったふきのとうをすべて、回収するかのように袋の中・・・。
写真は四国の山奥のふきのとう。
ここでは、あちこちに咲いていました。

すみれは、正面の顔がすばらしいし、たくさん咲くので、ついつい正面ばかり、
後姿のことを考えたことがないのですが、やはり個性的でした。
後ろに突き出た部分は、「距」というそうです。
まるで隠すように、蜜がここにあります。
すみれの蜜はおいしそうだなぁ。。。

どこにもないので、
違法なことをするか、ただyoutubeを繰り返して聴くしかないことに、
ため息をつきながら、うっとりしつつ、作ったものを売らないで、
メジャーではない天才はどうやって活動しているのだろう?と思います。
一方で、夏目漱石が100年以上も前に、
作ったものは売らないで、気に入った人に分けるのがよい、
売り物にすると作品に媚が入ると書いたことにも、ちょっとおどろき。
今年は桜が少し遅いみたいですね。
去年は、春分の日あたりに高知にいたら、
ちょうどよく咲き出したのを見ることができましたが、
今年はさらに一週間くらい必要みたいです。
上の写真はこうして小さくしてしまうと、わからないのですが、
中央奥に、はなだいこんが満開です。

「ひめうつぎ」のことを、好ましく思っていたら、
スーパーの生花売り場で、遭遇しました。
こんなところで、うつぎを買う人なんていないよねーと、そこへ行くたびに思いました。
花が終わりかけるまでありましたが、その数はそんなに減らなかったと思います。
私はそろそろ決めないとなぁ・・・と思いつづけたある日、購入して帰りました。
乾燥が苦手のようで、買ったまま植え替えずに置いたら、葉が落ちてしまいました。
そして、去年の夏は一週間も家を空けました。
水の対策はしていくとはいえ、万全なんてとんでもなく、もう「賭け」と「覚悟」の世界です。
去年は愛する玉ちゃんが枯れてしまいました。
スーパーからつれて帰った姫さまも、茶色の枝だけになったので、
お亡くなりになったかも。。。と思ってました。
50センチぐらいの枝を数本伸ばしており、咲いたら見事だろうなと思い、
あきらめずに冬も水をやっていたら、最近になって緑が現れました。
こういうとき、バラなどは、すぐに復活してくれるのですが、
姫さまは沈黙時間が非常に長かったです。
こういうことは初めてではありませんが、
植物の反応は個性があり、
思い通りにならないからといって、気の短いことをしてはいけないと、そのたびに教えられます。
しばらく様子を見るという作業は、ニンゲンに対しても、必要ですね。
「ひめうつぎ」といって、花のわかる人も少ないと思うので、続きに写真をのせました。

今年はじめてのすみれが咲きました。
いつもは、冬の間にも咲いていたりするのですが、
もともとすみれが植えてあった夏椿の鉢を処分したせいか、
この冬、咲くすみれはありませんでした。
じゃ、上の写真はなんなの?となりますが、その子孫です。
私が種を取って撒いたわけではありません。
勝手に飛び散りました。
ベランダのいろいろな鉢に、すみれが増殖しました。
おそるべしすみれさま。
株が大きく成長すると、ご先祖様のように冬でも咲くようになるでしょう。

写真が欲しいと言われると、
まず、自分のここを見ます。
「選抜した」というには苦しいですが、一通りそろっているので、
ここを見て、選んだり、違う時の写真のことを思い出したりすることができます。
昔から、オジサマがSNS系で写真は、私が撮ったものを使っているようです。
このブログをご覧くださっている方の中に、
「イングレス」をしている方が、一人ぐらいはおられると思うのですが、
そのメダルなどにするの写真も、私が撮った猫の写真を何枚かあげました。
全世界でやっていることなので、私の写真を目にすることは、
「海の中の一粒の砂」のような確率になりますが、なかなかよい感じでした。
それで、ガシガシ作ってやろうと思いました。
動物も花も景色も、いろいろあるからねー。