
昨日、テレビをつけると、指揮者の西本智実さんが出ていらして、
思わず見入ってしまった、その手。
テレビでお見かけする時は、手を大きく映してくれないかなぁ、といつも思う。
知、というか、もっと硬くて熱いものが冷えてかたまり手となって、
その手が指揮棒を持った時の、パーフェクトな、あるいは矛盾した美しさ。
この矛盾のなかには、オトコ、オンナはなくて、
知と表情(色)が同居しているような具合。
よく見ると、指先がまぁるくて、楽器を長いことやっている人の手、当然だけど。
これは去年の写真。
楽器をやる手は、写真にかなり役にたってます。


美しいブルーの花を咲かせるこの木は、別名「カリフォルニア ライラック」。
ライラックの仲間なのだそうです。
ずっと暖地に住んでいると、ライラックを、よく目にすることもなく、
ライラックも、セアノサスも、実は「金木犀」と仲間とわかったところで、
なんとなくピーンときたのでした。
このセアノサスも、よく香るのでしょうか。
写真は手前にバラが植えてあるので、確認することはできませんでした。

カザンリク
娘が小さい頃から私は、おおげさに、
「あ、この人、かっこいい!」
と、言ってみては、教育してきました(って、なんの?)
その「かっこいい!」の中に、琴欧州がいて、娘はいつのまにか
「かっこいいおすもうさん。」
と呼び、一時期は、テレビでよく見かけたこともあって、
ファンになってしまったようです。
で、琴欧州が優勝しました!
彼のお父さまがこの何日か、いろいろと出てますが、
たのもしそうなおじさまです。
でも、相撲取りの息子と並んで、まったく違和感ないって、どういうことだろう・・・?
今日のバラは、ブルガリアのバラの谷「カザンリク」で、今でも栽培されている花。
ブルガリア・ローズといった場合、カンザリクで栽培されたこのバラのことを言うのでしょうか。
昨日のロサ ダマッセナと同じ系統。よく似ていて、シロウトには区別はつきませぬ。

(左右ともに) ロサ・ダマッセナ
「ばら色」といって、頭に浮かぶ色、ひとさまざまなのだろうなと思います。
わたしは、このロサ・ダマッセナの色。
くしゃくしゃして、決して美人さんではないのですけど、
見ているだけで、ちょっとうれしくなります。
そして、このバラは香料を採取するための花、香りもまた、幸せ!
そして、原種はすばらしい!と思います。ベランダに、続々と増えつつあります。
たとえば、音楽で言ったら、
やっぱりバッハだよね!とか、
なにはともかくビートルズ!とか、
ベビーフェイスは、はずせん!とか
そういう感じ。あたしの「3B」を並べてみただけですけど。

よい天気が続いています。
私は外には出ずに、このところの、ごたごたの中にいました。
昨日 「おーい、電話がつながらないじゃん!!どーすんだよ。」
「家にくる?(おお、掃除、掃除)」
今日 「どーして、そういうことになるの???」
というような中で、
バラがよい香りで咲いてくれたり、山や温泉の本を見ては、うっとりしています。
「四十肩」になってしまい、温泉に行きたいと言う人が、家にいるので、いろいろ探しています。
この夏は温泉レポートができそうです。
それほど多くの温泉へ、行ったわけではないのですが、
いちばんいいなぁと思ったのは、草津温泉。
あそこは、場所や温度によって、湯の色はいろいろのようですが、、
多くは、入浴剤の「登別カルルス」のように、うすあおく白濁していて、
「おお、これは、登別カルルス!」
と。(あのシリーズの草津温泉はどうなっているのだろう?)
見るからに効きそうな、熱い(!)温泉に、欲張って何回も入ったため、
湯あたりになってしまいましたけど、
当時、何ヶ月も悩ませられていた皮膚炎を、きっちり一日で治ってくれてました!
ホンモノの、登別の「カルルス温泉」は、入浴剤と違って、無色透明なのだそうですが、
行ってみたいです。
春麦の収穫の時期でしょうか、写真は「大麦」。
お酒やしょうゆの原料、これからおいしい麦茶もそうですね。
ツンツンと、元気がよいです。

娘の空手のこと、何回か書きました。
時々、ふざけて、ツキやキックを教えてもらうのですが、
この間、彼女は、すばらしいことを言いました。
「ママ!腰がふらついている!」
「どうすればいいの?」
「おなかに力が入ってないんだよ。」
たぶん、関係することだろうとおもうのですが、彼女は、体操やダンスでも人を驚かせます。
幼稚園でも、小学校に入っても、どの先生も
「踊っている時は、いつもとはまるでベツジンで、びっくりしました。」
運動会などを見ていると、彼女は決して上手くはない。
上手さでいったら、バレエをやっている女の子のほうが
手を伸ばすところでは、指の先までしっかり伸びて、なにしろ優雅で、形になっている。
でも、とてもきつい事を書きますが、結局は、それだけなの、パチパチパチ。
が、娘は、はじける!
手なんかちっとも伸びてないけど、体から何かかが発散しているよ、あの子。
それだけで、目だって、魅せてしまう。
親のあたしでも、ちょっとびっくりする。
もうあまり手のかからなくなった、昨今、彼女がどういう種をもっているのか、わかってきた。
なんの花が、なんの実が成るのかはわからないけど、
その性質は、なんとなくわかる。
ただ、種がはじけて、育つかどうか、もう私は見ているしかないけど、サバイバルしてほしい。
写真は、サハラ。
高さが2.5メートルぐらいはあるバラのトンネル。
地面から、ここまで来るのに、やっぱりサバイバルだな。
「サハラ」という名前だから、やけにそれが、リアル。たぶん強健種ゆえの、ネーミングだとおもいます。

お菓子については、こどもを信用します。
私が自分で作って感動した「チョコチップクッキー」は、
いつ作っても、誰に食べさせても、すぐになくなってしまいまいます。
3人の子供のおやつの用意したら、
40~50個のクッキーが、ほんの10分ぐらいで消え去ったことも!
私のシフォンケーキは、大人には大好評ですが、おこさまには、それほどでもなく、
やはりケーキそのものに、クリームたっぷりがよいのかな?と、
ショートケーキに挑戦してみました。
ショートケーキは、「ショート」の意味通り、
もともとはサクサクしたケーキのことなんだそうです。
でも、やっぱり、しっとりふかふかが、いいですよね。
切り口を、すっきり切るって、なかなかむずかしくて、写真は上手くいきませんでしたけど、
卵の味がしっかりした、おいしいスポンジができました。
娘も、朝からばくば食べました。


左 八女津姫 (レンゲローズ)
右 ソフィーズ パーペチュアル
ベランダのバラが満開を迎えつつあります。ざっくりご紹介します。
八女津姫は去年か一昨年、花屋の特売コーナーで、娘が見るなりかわいいと言ったので、即購入。
なぜか、ずーーーっと咲かず、今年、やっと咲きました。ツルのミニバラです。
今年咲いたとき、
「あれ、これってレンゲローズじゃん!」
と思ったら、両者は同じものをさすようです。
つまり、レンゲローズの正式名称のようなところが、「八女津姫」のようです。

この花は、山に行かないと、会えないかと思っていました。
けれども、今年、皇居のお濠で見つけてしまいました。
うれしいとともに、なーんだ・・・と、がっかり。
上の写真は、お散歩コースの川原で見つけたもの。
平地のくさふじは、ちょっと赤みが強いかな。
遠くから見ると、
「あれ?ラベンダー?」

どうしてこの時期に台風がくるのでしょう?
あわててバラを家の中に入れました、当然、ごく一部です。
昨日は、娘と
「たいふーの、ばかー!」
と寝る前に叫びました。
そのせいあってか(?)、あまり強い風は吹いていません。
今年は、花の開花が少し遅れているような気がします。
「少し」というのは、例年に比べて、一週間もあるかないかぐらいで、しかも
桜は少し遅めでしたけど、八重桜は遅れて咲いたようには感じられません。
もっこうばらやナニワイバラは遅かったですが、
でもこれから咲くバラは、いつものように咲くでしょう、そういう感じです。
ベランダの山紫陽花に、やっと色がつきはじめました。
上の写真は、温室育ちのものでしょう。

ゲームの中でしか釣りをしたことのない子供には、「はじめての釣り」がとてもタイクツ。
あちこちで、おかーさんの声、
「30分ぐらい、じっとしてなさいっ!」
おもしろみがわかると、ざりがに釣りは、なりふり構わずゴメン!のようになって、
木道に、写真のような人たちがずらり。
わたしは、ざりがにをつまえたことはあるのだけど、釣った記憶がまったくないのです。
ざりがには手で捕まえるものだとばかりおもっていたのですが、それっておかしいのかな?

昆虫を撮る人は、すごいと思う。
例えば、鳥を撮る人の、その写真、たいていはその人の野心が見えてしまって、
素直にみれないのだけれども、
昆虫の人には、虫への愛が見える。
蝶は撮れば逃げるものだと、これまで思っていたのだけど、
上の写真を撮ったあと、私にぐっと寄って来たの!
こんな蝶もいるのかと、びっくりしたけど、これは写真の神さまの采配かも。
げっかん かちょうふうげつ 更新しました → こちら

「ししうど」という、かわいくない名前のついた花があります。
花が、雪の結晶を束ねたように見えないでもなく、気の毒だなと思うのですが、
しっかり大きな植物で、人の背より大きなものも、めずらしくありません。
夏、山の裾野に広がる草原や湿原へ行くと、やたらにあちこちに咲いていて、
めずらしくもなく、だいたい大きい、小さい虫がたかっているので、
見向きもされないのかもねと、おもったりします。
写真はこちら→ししうど
「はなうど」は、その仲間です。
こちらは平地の川原などで、やっぱりめずらしくもなく見ることができるようです。
全体の姿は、ししうどより華奢ですが、雪の結晶って感じではないですね。

やっと天気がよくなってきました。
昨日は風も強くて、ベランダのバラもさんざんな様子・・・。
水遣りも、一挙に大変になってきました。

最近びっくりしたことといえば、娘の担任の先生のアレコレなのだけど、
それは、あまりいいことじゃない。
この年になって、親にびっくりさせられるというのは、
いいことのような気がする。
一昨日、実家に行くと、父の部屋にギターケースが二つあるのを、発見。
一年前から、ギターを習っているそうだ、しかもクラシック。
机に置いてあった楽譜は、タブ譜ではなく、「おたまじゃくし」だった。
さらに、しかも!なのは、父のギターの音が、なかなかすてきな音。
私が唯一嫌いな音楽は、アコースティックギターで、ジャカジャカジャンジャン、うるさく歌う人たちのもの。あれはどうにも聴けない。
でも、同じことを「エレキ」でやってくれるのは、とってもすき。
なので、父が、(わたし的に)道を間違えなく、美しい音を爪弾くのは、たいへんうれしいことで、
そして、(とても根気のある)よい先生についているにちがいないと、すぐにわかった。
でも、母は
「あれは30万の音よ。」
と、なんていう。
量産品に比べると、スペイン製のギターは、軽く涼やか、高貴な音がした。
半年前、やっぱり実家に行った時、
碁のセットがいくつもあるので、誰がやるのかと聞くと、
「わたし。」
と、母が・・・。
それは私にとって、いちばんありえない答えだった、っていうか、今でもあんまり信じてないかも。
今日のタイトルは、私のこと。
このブログの長くの読者さまは、父の生まれをご存知かと、おもうのだけど、
こちらに出てきた理由は、「ミュージシャンになるため。」
そーゆう息子は、はるか昔からいたんだと、あきれたのを通り越して、感動した、一昨日。
小さい頃、ギターやその楽譜が家にあったけど、それは子供のおもちゃだった。
そのギターは、父の夢であって、あたしはもしかして、ミュージシャンの娘だったかも。
今、正確には、「ミュージシャンになろうとした男の娘」なのだけど。
しゃくなげはとても華やかですが、「太陽をサンサン」は、お好みではなく、
木漏れ日を受けて、周囲を明るくする植物なのでしょう。

たんぽぽには、実は、ももいろがあるのです、って書きたいのですが、別種です。
たんぽぽよりずいぶん背が高く、また、たくさん花を咲かせるので、マーガレットのよう。
別名「クレピス」。

フォーチュンズ ダブル イエロー ’Fortune's Double Yellow’
お待たせしました、今年は満を持して、バラの写真を披露していこうと思います。
(って、だいじょうぶだろうか?)
英語の綴りを見れば、おかわりいただけると思うのですが、
「フォーチュン」というのは、人の名前。
園芸家のロバート・フォーチュンさん、幕末に来日、
花を愛する日本人に大いに感心して、本国、イギリス(!)に帰ったようです。
フォーチュンさんは、紅茶とも、かかわりが深い人で、
偶然にも、ティー系のこのバラの香りは、フルーツフレーバーの紅茶の香り。
強くはないけど、わたしはこの香りがかなり好きです。
雨風に、それほど強くありませんので、我が家のフォーチュンさんは今、丸裸に近い状態。
虫もかなり来ます。それでも花をしっかりつけて、原種の強さをつくづく思うのでした。
今、置いてある場所がよくないと思うので、風のあまり当たらないところに、移動して、
かわりに、風に強そうな「ナニワバラ」でも置こうかなぁと考えています。

とてもエレガントなツツジに出会いました。
第一印象はツツジを超えて、なんだか小さなユリのよう。
通常のツツジに比べると、花びらがぽってりと厚く、ユリのような強い香りがします。
まるでツツジではないような花も、不思議な名前も、
日本では石垣島や西表島などにしか自生しないところから、きているみたいです。
バラ園でも見かけないような大きな蜂が、ぶんぶんしてました。

葉の斑というのは、不規則に出るものであるとおもっていたら、
葉脈に沿って白くなるおもしろい葉っぱを見つけました。
さすが!名前が違います。しかも、肝臓に効くハーブなのだそう。