The something you know goes on
マティスあたりの画家がさっと筆をおろしたようなこのチューリップ。何枚かあったのを、娘に選ばせました。他の写真に比べて、引いて撮っています。さっと選んだところをみると、子供にも通じるような直球の写真なのでしょう。
撮ってきたものをビュアーで見るのに、一つ大変な作業があります。それは縦に撮ったものを回転させること。私の写真は縦が極めて多く、けれども当然ですが横でも撮るので、一枚一枚見て判断。これは気力のいる作業。縦位置センサーとか、あったら・・・と思うのです。が、一眼レフのような「2:3」の縦横比になったら、縦の写真をそれほど撮らないだろうと思います。あれは私の目に長すぎる。
かといって「正方形」にもひかれず、「3:4」はステキだ!と思う私はなかなかコンパクトカメラから抜けられません。道具は最小限、頑丈なものと言う点からも、ずっとこれでいこうかな?と最近は思い始めています。
4,5回で終わらせるつもりが、ずるずると「その10」まで来てしまいました、なんだか花ばっかりだった気がしますが、今年はそういう年でした。お付き合いいただき、ありがとうござます。
年末年始も更新するつもりです。「満腹」あるいは「ほろ酔い」(?)で、ふらっとお越しくださいね。
今年のお正月明けに雪がどっさり降ったので、喜び勇んであちこちでかけました。この点においては「ねこ」ではなくて「いぬ」だし(♪ゆきや こんこ・・・と、最後まで歌ってみてください)、カメラを持つことで日常の活動範囲はぐっと広がりました。それは気持ちにも明らかに作用しています。
この冬はやっぱり暖冬なので、関東地方に雪は降らないでしょうか?
宮古島にだってあった牧草ロール。こんなものは北海道に行かないと見れないかと思っていました。暑かったので、牛は建物の中でしょう。夏以外の穏やかな季節だと、ここで牛がのんびり草を食べている風景にも出会えるのでしょう。車窓から。
来年も沖縄に行くのだ!としばらくの間、思っていましたが、後からいろいろ思うところがあって、行くなら違うところにしようかなと今は思っています。
"エンプレス ジョゼフィーヌ (Empress Josephine)"
ナポレオン1世の最初の奥さんがこのバラの人、ジョゼフィーヌ。
皇妃の情熱がなかったら、現代にバラがこれほどまでに咲き誇ることができたか、どうか。大変な浪費家だったようですが、でもそれがバラの近代化に大いに貢献したのです。ナポレオンが美しい女の人たちとバラに囲まれた絵も残っています。
そういえば、"Chapeau de Napoleon"(ナポレオンの帽子)というバラもあります。
「'82」とは作出された年のことでしょう。蕾と開いた花とのピンクの濃淡がいいです。洋食器などにぽちっと描かれるバラそのまんま、みたいな感じで、雰囲気ある花です。
このバラが植えてあるところを三箇所ほど知っているのですが、カンカンの日向よりちょっと半日陰のようなところのほうが、花色はいいみたい。午前中の日照され保障できればそれほどは花数も少なくならないのでは?と思います。
桜が咲き出してから、散るまで、ほぼ毎日まるでノルマであったかのように、外を数時間ふらついて撮っていました。この三週間後にはピアノの発表会があったのに、恐るべき余裕、自分とは思えない・・・。
上の写真は気に入っていたけれどもネットでは公開せず、小さい額におさまって玄関においてあります。そんな写真はたくさんあるのです。
低い塀の上にのって、へんな姿勢で撮ったのをよく覚えています。枝にパースをつけたかったようです。
冬の次には春というふうに、あたりまえのように迎えていますが、春というのはすごい季節だなと、昨日の「れんぎょう」とともに改めて思いました。来年の春は気楽でいたいなぁと、思うこのごろ、どうなりますか・・・。
小さいサムネイル画像をざっと見て選んでいるのですが、れんぎょうって、いい花だなぁと思いました。黒っぽい枝が花を引き締めています。春はなんとなく見過ごしてしまっていました。れんぎょうに比べたら「ゆきやなぎ」はちょっとうるさい気がします。
枝をよく伸ばすようなので、冬に枝を剪定するのをがまんすれば、見事な姿になってくれそうです。
今年もあと約二週間になりました。この一、二週間すっかり舞い上がっていましたが、あわてずによく考えると、今年はあわててやることも少ない(ような気がした)ので、ゆったりと今年の写真を振り返ることにします。
上のてんとうむしは私が見つけたものではなくて、娘が
「ママ!てんとうむし!にこも!」
とか言ってきたところを、撮ってみたものでしょう。私は菜の花に熱中していたので、あんまり記憶にないのです。春の写真。
キミのワガママと僕の想像力の欠如が シンクロ
第三者的立場から きっと魅力的
少しだけ この状態を保つことにする
これは 神様と風と川の仕事
「いつものあれを・・・」
神様は夕空を二つ作り しばし思慮顔
しぶる風を説得しての この仕事
今年はたくさん見ました
神様は気づいてもらいたかったのでしょう
勝ち負けなんて どうだっていいのだけど・・・
でも
寄り道した人の 勝ち!
秋のいちばん最後のおくりもの
春からの役目を終えた葉は 美しくなって地にかえります
前売り券を買い、夏からじわぁーっと楽しみにしていた「ダリ展」に行った日、不思議な雲を見ました。帯状の雲が空に丸くかかっているのです。それも真上、自分の頭の上、西から東へ、虹のようにかかっていました。28ミリって画角がせまいなと、はじめて思いました。これはほんの一部。こういうのはフィッシュアイだな。
「ダリ展」は開館同時を狙っても、混んでました。意外に小さい絵が多いので、会期終了前の今、土日などつらいかもしれません。
自分でもわからないところまで成長して
つかみにくく あいまい
身体の力の抜けた感じ、あるいは柔らかさの感覚はピアノを弾く時に重要なので、昔から好んでストレッチをしています。娘のやっている空手も時間の半分(!)はストレッチ体操なんかをやっています。
冬は身体が固くなっている気がします・・・、やっぱりこれもトシのせかもしれません。でもココロがコリコリしてきたときにも、いい感じです。なんだっていいのです、はじめは身体をぐいっと伸ばして、ちょっと痛いかもしれません。そのうち猫のように「ストレッチの快楽」に気づきます。
ねこが伸びをしているポーズを撮りたいなぁと最近思っていたのですが、まさかこういう写真になるとは思いませんでした。
秋と冬の間
こちらからはあなたが 高く美しく 誇らしげに見えます
さようなら
しばらくは地で しろくかがやく夢をあたためましょう
「みんな」とか「あのひと」の背中のことは 忘れよう
北と南 西か東
本当に行きたい場所 言える?
もう12月になってしまいましたが・・・。
livedoorでブログをやっていた頃、各月の名前がついた写真がシリーズになっていたことを気づいていらした方はいっらしゃるでしょうか?最後は今年の六月でしたが、もうやめてしまったわけではなくて、自分の写真のWebギャラリーを作ったらそっちで更新しようと思っていました。でもそれがちょっと頓挫しているので、とりあえずこっちにのせます。ギャラリーを作るのをあきらめたのではなく、鳥が風をよむように、ちょっと待機中。
ねこのいる場所には、彼らなりの理由があるように思います。実際に確かめはしませんでしたが、この車はこの駐車場にきたばかりなのかもしれません。冬の車はねこにとって、暖房代わりです。まだボンネットの上に乗らないだけいいかな?実家の父の車、冬は猫のあしあとだらけ。私が猫を拾ってくると必ず飼ってくれた父は、ねこの気持ちもわかるので、しょうがないなとあきらめていたようです。
撮れたての朝です。
このほそくなびく雲は上空に強い風が吹いていると思っていいのでしょうか?
暖冬ということだったのに、なんだかいつものように寒い気がするのはトシのせい?
世の中と逆行していますが、よい方法とか技術はあとからついてくるのがよし、なのだと思います。「これだ!」と感じたその時までが、ずっと大事。
写真のいちょうの木の下あたりで撮っていましたが、少しはなれて振り返ると、びっくりしました。偶然ではなく庭師が考えた風景でしょう。