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2023.8 秋来ぬと

2023.08.13.Sun.18:46
観音沼


今日の話は、実際やった本人がとても疲れた記憶があるので、
すっきり箇条書きにしてみます。

・当初は7月が観音沼(実際の8月)、8月が蓮(実際の7月)だった。
・観音沼の写真に8月のカレンダーをはりつけてしまったことが発覚、7月に修正。
・蓮の写真には8月のカレンダーをつけて、一枚印刷。
・印刷されたものに、違和感まではいかないけど、何かひっかかり、最初に間違った8月と比較する。
・間違ったほうが、すでに完成していた9月とのつながりもしっくりくることが判明し、再びやり直し。

という間違えてよかったという経過を経て、7月は蓮、8月は観音沼の写真になりました。

蓮の写真が熱帯感というか盛夏感がモリモリだったので、8月を予定していたのです。
でも盛夏は7月なんです。8月にすると後が続きません。
この理由について最初に浮かんだのは、
「夏の中に秋がこっそり隠れている。」
(太宰治「ア、秋」)。

でもこれは先生が発見したことでもなく、はるか昔に、

秋来ぬと目にはさやかにみえねども 風のおとにぞおどろかれぬる

という歌がありますね。
そういうことが頭に浮かぶと、観音沼の写真の中に秋が潜んでいる気がしてきました。

今月の観音沼は、南会津にあります。私は白河のほうから、行きました。
どこからも結構離れているので、行きにくい場所ですが、どうしてもいきたかったです。
集落などひとつも出てこない山の中を延々と車でいくと、
ひょっこり人が暮らしている気配のある場所に出ます。
(でも誰にも会わなかった。。。)

一周すると、20~30分ぐらい。
夏でも背の高くなった雑草などで沼が見えなくなることもなく、非常に美しい場所でした。
秋は有名撮影スポットになっているようですね。

2023.07 花より葉

2023.07.15.Sat.18:38
2023.07



今月の写真は、去年撮ったものです。
わりと小さい蓮池なのですが、そうとは思えない迫力。
この時私は、花より葉が撮りたかったのでしょうね。
普段なら入れる空もカットしてありますから。

この写真、最初は8月に使う予定だったのです。
このお話の続きは来月しましょう。

2023.06 何か

2023.06.21.Wed.09:30
2023.06


今月も、見る人頼みの写真ですね、去年撮りました。
何かは撮ろうとしているのでしょうが、半ば放棄していた気もするし、
その場所の(ここは自宅から歩いて3分のところ!)、
すべてを撮ろうともしてたような・・・。
カレンダー文字が入っていないと、さらに「何か」があるような、ないような気がします。

2021年9月と似てますが、まだ水滴を撮ろうとする意図があるなと思います。

今年は7月から秋までかなり強い写真になったので、ここでふっと休みました

2023.05 言い訳

2023.05.19.Fri.13:18
2023.05



毎年5月はいつも悩みます、カレンダーを作り始めてたごく初期のころから!
この写真は2019年の3月の初め、新潟県の笹川流れに行く途中の車窓です。
海や空の力というより、見ている人のイメージ頼みの写真ですね

言い訳をしておくと、
5月に撮った風景を使おうとすると、もう真夏な感じになってしまい、
植物がどうしてもメインになってしまいがち。
この場所に5月に行くと、海水温が上がっていて、
きっともう少し緑っぽい色になっていると思います。
旅行へまた出かけたいなと思いつつ、猫がいては出かけられないので、
来年は久しぶりにバラになるかな。

2023.04 同じ公園で

2023.04.17.Mon.14:20
2023.04 春の雨の日



偶然にも3月と同じ公園です。
3月のビオラは2019年に公園の入り口で、今回の4月は2017年に公園中央という具合。
今月の写真は長いこと使ってみたかったのですが、
私の技術が追いついていませんでした。
オリジナルはこんなにくっきりなのですが、
カレンダーはもっとぼやーんと、春の雨の中にいるように・・・。

くっきりのまま、写真を次の五月のように全面使用して、
右下あたりにカレンダーを入れるといい方法もあったのですが、
5月から8月まで、すでに全面使用していたので、
お手持ちのようになりました。

2023.03 くすのきの下のビオラ

2023.03.21.Tue.18:29
2023.03


先月のシクラメンと違い、ビオラは冬の公園によく植えられるので、
撮るチャンスはたくさんあります。
が、なかなか結果がよくないことが多いのは、日差しがサンサンな場所が多いから。

写真のビオラは、くすのきの下に植えられて、光の加減が絶妙でした。
そのほか、雑草と呼ぶにはかわいそうなかわいい草たちやくすのきの落ち葉も。
オリジナルは横写真で、カレンダーのほうは、
良いところだけを抜粋したような感じになってます

2023.2 シクラメンと犬

2023.02.22.Wed.19:37
 2023.02シクラメン

シクラメンは意外に撮る機会のない花です。
日本における花の時期は、室内で楽しむ花となっているからです。
ポピュラーな花ですが、シクラメンの故郷は地中海沿岸の乾燥した地域。
日本とは気候が違いすぎるゆえ、栽培難易度は高いと思います。
私は何度も枯らしたので、もう手を出さないことにしてます。

同じように身近でありながら撮る機会のないものは、犬です。
飼っているか、飼っているひとに頼むしかありません。

上のシクラメンの写真は、室内で花を観賞する施設で
私が一眼レフをはじめて手にした2008年ごろ、撮ったものです。
この施設も今はなく、シクラメンはますます難しい花になりました。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
更新頻度が下がってますが、なんとかここは維持していきたいと思ってます。

2023.1 おわりとはじまり/トシ

2023.01.11.Wed.10:46
2023.01


この写真を選んだとき、朝に撮ったものであると思っていました。
撮った時の記憶があまりありません。
カレンダーの裏面の言葉を書くときに、確認したら、
実際は夜にとったものだったので、ちょっと、あわてました。

それで、言葉でツジツマを合わせました。
新年になったからといって、すべてがリセットされるわけでもなく、
夜のままのことだって、たくさんあるわけだし・・・ねと。

印刷したものを見ると、空のブルーがきれいで、いわゆるオリンパスブルー。
(モニターで見ると、それより灰色や紫に傾いています。)
なので大きなカメラで撮ったものだろうと、さっきまで思っていました。
ブログを書くために画像を縮小したときにファイル名を見て、ちっこいカメラだったか・・・と。

以上のこんなことから、自分が年をとったな、と思います。
昔は、ほぼすべての写真のことを記憶していました。

写真の河川は鮭が遡上する釧路川です。