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2018/11/16

K331で目覚める

金蓮歩


ある日、ショパンを褒められ気をよくした私は、次の曲はと聞かれたときに
「トルコ行進曲はどうですか?」
先生は、意外な顔をなさいました。

一年半前、体験レッスンを受けたときに、
「モーツァルトは勘弁してください。」
と宣言したからなんですが、一年半で、私の考えは変わりました。

だいたい、最近は有名曲を弾くようになったし、
先生が高い志をもって、忍耐強く、チェルニーで私の手をかえてしまったので、
ショパンのコマカーイ装飾音符だって、トリルだって、きちんと(注 当社比
弾けるようになったので、これなら古典もいけるなと・・・・。

今日のタイトル「K331」は、トルコ行進曲についている番号。
K331は、トルコ行進曲の前に、実は二曲あって、ソナタなんです。
モーツアルトのソナタは昔から、ベートーヴェンのソナタほど人気がないなと思うのですが、
(無駄な)繰り返しの多さからでしょうか?
トルコ行進曲だけが、アンコールに弾かれる程度です。

先生は、突然、歌い出し、
「ああ、そうねぇ・・・ヘンソウキョクは勉強になるから、一楽章からね。」
なんだか泣きそうな気分になりつつ、(ええ、やりますやります・・・。)と、諦めました。
本当に好きじゃないの、モーツアルトのソナタなんか!
ピアノの個人レッスンで、初心者でもないのに、
ソナタの一部だけ弾こうというのが、ヘンだったかもしれません・・・。

私は、トルコ行進曲の前が、どんなものなのか、全く知りませんでした。
ええ、知ろうともしませんでしたから。
万事、ほどよくやってくれるペライアで、K331を聴いてみると、
先生が歌ったフレーズが穏やかに登場し、
「・・・いいじゃん!!」
モーツアルトに、こんなエレガントなピアノ曲があったなんて・・・。

数日前、天才俳人をひっぱたきましたが、今日は
「いやだぁ~、やるじゃないっ!(バシッ。)」
と、モーツアルトの背中をたたきたいと思います。

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2018/11/15

「N」の25.5

プリンセスミチコ


かなり前から、靴を買おうと思ってました、なかなかいいものに遭遇しません。
が、ある日、メンズの靴売り場で、
「いい色だなぁ・・・。他にサイズないかなー。」
と、積み上げられた箱を探しましたが、
最後の一足のようで、「N」の靴としては、破格の値札が。

その売場を一周しても、他にいいものがないので、帰ろうと思いましたが、
どうも気にかかるので、もう一回、「N]の靴のところへ行き、思い切って足を入れてみました。
「な、なんなんでしょう!このフット感!!」
予想外のフット感に、サイズもわからないまま、レジに向かう決心がつきました。

帰って、ようやくサイズの記載を発見、25.5。
私は普段、24.5を履きます。
「N」の靴は、昔、レディースの4E、24.5の履いてましたが、かなーりつらい感じでしたので、
それ以来、避けていました。
(それ以上大きいサイズは、Nのレディースにはなかったはず。)

この1センチのショック感はなんだろう?
最近、女性の靴売り場にも25.0とかありますが、やっぱりそれは大きいです。
「N」は、きっと普通よりも小さいメジャー(?)を使っているに違いないっ!

数日、歩いてみましたが、これまで一体、何足履いたかわからないけど、
フィット感は、間違いなくNo.1。
まるで靴を履いていないようなのです。

2018/10/30

迷う

池


ある時、一挙に作られた街というのでしょうか?
一軒家はもちろん個人商店、小さいスーパー、コンビニすら見当たらなくて、
マンションと公共施設以外、なにもない街で、とあるお宅を探し出さなりませんでした。
この話は盛ってはいませんよ、巨大な何かの跡地に街を作るとこうなるのでしょう。
スーパーは大きいのが、どこかにあるのでしょう、きっと・・・。

goole mapを開いて、目的地を目指して歩き出したのですが、
私がgoole mapをあてにすると、必ず迷うことを思い出しました・・・。

写真を撮りに、いろいろな場所に行きましたが、駅から数分とかバス降りて数分なら、
目的地のHPなどにおいてあった、地図のイラストを家で記憶しておいて、さくっと到着してきたのです。
ちょっと複雑なら、メモをしていったりもしました。

でもスマホを持つようになって、goole mapを使うと、
何故かだいたい反対の方向に行ってしまうのです。
この日も、迷って遅刻しました。
なぜでしょう?
やたら詳しいなんて、結局当てにならず、
イラストの地図の情報集約力は素晴らしい!と思い返すのでした。

2018/10/29

なんだかなぁ・・・

シゲルカワイ


あっという間に、シゲルカワイを弾く機会がやってきました。
ブログに書くと、いろいろ願いが叶うような・・・。
ジャジー牧場も、防音室にベヒちゃんも欲しいのよ(欲深)。

シゲルカワイはスタインウェイやヤマハのように、キラっとかつ迫力ある音。
確かに、両者に対抗できる音。
そして、通常のカワイのように音が伸びます。
でも、なんだかな・・・。

問題はピアノじゃなくて、部屋でした。
小さい部屋に、よいグランドを置くのはどうなんだろう?
天ぷらを食べに、銀座まで行ったけど、
「ダイエット中なの」とか言って、衣を剥がす、とか、
ペットの檻に、ライオンを入れるような・・・そんな感じがしました。

弾いていて、かすかに気分が悪くなってきて、途中で帰りたくなりました。
ピアノを借りていて、帰りたくなったのは初めてです。
防音室を作る人は、実物をたくさん聴きまわったほうがいいというのは、本当ですね。

帰ってきて、録音したものを聞くと、また音が違って聞こえて、そんなに悪くないというか
「おや?ここは、なんちゃってフジコ(ヘミング)さんですね。」
音の核があって、その後の響き(倍音)が素晴らしいのですが、そういう音。
ごく時々なら、シロウトでも、シゲルカワイで!
やっぱり浜松駅に行こうかなー。

フジコヘミングさんは、ご自分では、上に出てきたベヒシュタインのアップライトを使われているようで、
その同じモデルを弾いたことがあるのですが、
アップライトなのに、グランドピアノのパワフルな音が出ます、とてもびっくりしました
(お値段もびっくりしましたよ。)

2018/10/16

捨断離とR4と野望

リッジレーサー


「捨断離」というのは、登録商標なんですね。
もともとは違う世界の言葉のはず!と思っていたのですが、ヨガの言葉でした。
お片付けをしているのですが、「片付けあるある!」で、
昔のことを思い出て、その手は止まってしまいました。

朝から、夜遅くまでゲームをしていた時期がありました。
ピアノの練習(という、大いなる暇つぶし)が私にはあるのですが、
当時住んでいた賃貸のマンション、サイレントピアノは無理でした。
(寸止めであっても)ハンマーのアクションがどうしても伝わってしまうようでした。
それで、数ヶ月ぐらいゲームをしていました。

オジサマの(膨大な)ゲームコレクションの中から、私が楽しめそうかな?と、
選んだのがリッジーレーサーでした。
「2」から始めたと思います、海の色がバスクリン。
256色しかなさそうな(本当はもっとあったかもしれないけど)、グラフィックも平面的でした。
でも!他の車に、壁にぶつかっても、スピンしても、
車は無傷で、運転手がお亡くなりになることもなく、ひたすら走れます。
最初は、コースを廻るのがやっとでしたが、
そのうちオジサマよりうまくなり、美しい高速ドリフトができるようになりました。
私はブレーキなんて使いません、アクセルあるのみ!

ゲームが飽きた頃、ヒマな時間は終了、娘が生まれました。
動くのが億劫だけど、元気な妊婦はゲームをしていました。

それから何年か経って、娘と「マリオカート」をやったのですが、
爽快感というか無謀さは、似てなくもないのですが、
誰かが「バナナ」とか仕掛けてくるので、かなりイラっとします。
「たのむ、やめてくれっ!!自分の走りがしたいのだ!!」

「5」や他のレースゲームもやりましたが、「R4」がいちばんすきです。
音楽が素晴らししすぎ。
でもメモリーカードは捨てて、ゲームは売ります。
愛するハンドル=ネジコン(レースゲームに使うコントローラー)は、
かなり昔に捨てたので、あれがないなら、もうこのゲームもしないと思います。

捨断離の目標は持ち物を減らしたら、心が軽くなったら、というところじゃなくて、
実現可能なの?と突っ込みたくなる遠さにあるのですが、疑わずに進もうと思います。
ええ、私にはブレーキはありません

2018/09/20

眠っていたピアノ

ピアノ


いろいろなピアノを弾いたり、聞いたりしているうちに、
カワイのピアノのほうが、私は好きなんだろうなぁと・・・。(えっ、何と比較して?)
でも、状態の良いカワイのピアノに私が出会うことはありませんでした。

このピアノは、ヤマハ系の音楽教室になぜかあったカワイのピアノ。
これこそ、待ちに待った状態のよいカワイ、イマイチ好きじゃないベビーグランドですが、
まろやかで、柔らかく、落ち着いた音。想像したとおり、欲しくなりました。

写真をよーくみれば、弦は黒ずんで、中はホコリ、カビが。
アクションは柔らかめで、ハンマーを見るとフェルトがやけに白く、弦の跡の溝が、浅い。
ここだけ交換したようでした。今までどこかで眠っていたのでしょうか?

次はシゲルカワイでも弾きに行くかぁと思うのですが、
思い浮かぶのは、浜松駅に置いてある、誰でも弾けるらしいシゲルカワイ。
でも、それはある意味「肝だめし」で、
自分の心臓とよーく相談した上、猛練習しないと無理だなぁ・・・。

2018/09/04

違和感が消えた時

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こんな記事を、昔、書きましたけど、もう、成人式の心配をする年頃になりました。

まだ、二年あるのですけど、説得するのに、二年かかりました。
この二年間、「成人式には着物を着なーいっ。」

最近になって、こんな感じなら・・・と譲歩してきましたが、
そういう振袖は、すぐには探せないかも・・・。
私が長年思っていたことでもあったので、深く納得しましたけど・・・。

まず、この辺じゃなくて、簡単に言ってしまうと「産地」から直接カタログを集めることにしました。
着物は伝統工芸ですから、陶器のように、産地と技法があって、それがそれぞれに特徴を生みます。
京友禅、加賀友禅、江戸小紋という具合に、土地の名前がついてます。
そして、展示会に行ってみることにしました、買うためじゃなくて、自分の想像を確かめるために!
(展示会で着物を買うと、いつもよりお高くなっている事が多いですから、やめときましょう。)

受付で名前を言うと、着物のよく似合う柔和な男性が出てきて、
カタログを取り寄せるときに、私が書いたことをいきなり言われて、
「あれは、インクジェットですよ。」
はっ?
はぁ?
もしかして、プリンターのことですか?
(注 紙への印刷物の話ではないです。)


型から染めた友禅を見て、「着物っていうのは、これよ、これ。」
手書きの友禅を見て、「ああ、なんて優しい感じ
それからいろいろな技法のお話を聞いて、美しい着物をたくさん見て、
私は晴れ晴れしていきました。

2018/08/29

名札と努力

ジュードオブスキュア


歯医者のソファーに腰を掛けて、流れているこの曲は
「モーツアルトのなんか。」
だと思ったら、
ピアノとチェロの重い低音がズンと登場して、
「これはブラームス!」。

偉大な作曲家は、作中に「名札」がついている。
ブラームスの場合は低音部にそれがついているみたいで、
メロディだけ聞くと、モーツアルトにも。

低音部に名札が付いているのは、ポールもかな?とも思う。
ある時、右手、左手をそれぞれ練習していたら、
「今、バッハの練習をしている時みたいだった。。。」
そんな複雑なことはしてないけど、
細かい音符の跳ねるメロディーに、ベース音が絡まっている。

ある時、クラッシク音楽を勉強して、オーケストラも作って、
私はきいたことがないけど、その「お勉強」の成果が、どんなものかは気がついているつもり。
洗練はされずに(そうすると、単なるクラッシクだからね)、
荒くてカッコイイまま、なんとも壮大な展開な曲がたまにあって、
わたしは、ポカンとして、エンドレスで聞きながら、
才能と努力の相関関係について、最終的には努力しかないことにハッと気付かされるのでした・・・。

写真は真夏に咲かせてしまった「日陰者のジュード」さん。