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2009
03.28

正直

さくら


撮っていると、近辺の桜を見回って来たらしい一行が、
咲いてるわ、咲いてるよと,、にぎやかに、
やってきました。

そこは、他の場所より、ずいぶん桜が咲いています。
日当たりが、すばらしくいいわけでもなく、来てみて予想外のことに、私がなにより驚いたのです。

そしておばさんが、言うのです、
「ここは、空気が暖かいわね・・・・正直だわ・・・。」
単に、「うそをつかない」というだけではない、
正直ということの、正体が、そこにあったように思いました。


他のもののこと(他の場所の、桜のこと)には、関係なく、
ふりかかる風や雨をやりすごして、その時を待つ。
ヒネクレていない、ウラがない、思わせぶりじゃない。
この世で、そこにいて、ただ、精一杯、さくらであること。
自分が自分であること。
そんなことを、頭でも身体でもわかっていれば、
ぶれない。いろいろなことは、自分で決められる。


正直っていうのは、他に対してのことだけじゃないな、と
おばさんのことばから、思ったのでした。

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2008
12.29

記憶 (2008 蔵出し18)

記憶


記憶はもうガラスケースに入れられて、こちらからは手が届かないけれども、
今と重ね合わせたとき、違う景色が見えたりします。


今年は、撮らずにいろいろ書いたなぁという気がします。
いや、撮っているのですけど、
それよりも書いた・・・!
という気持ちが、はるかに大きい。

それは、自分に必要のあってのことだとおもうのですが、
ついこの間、
「このために、書いてきたのかなぁ・・・。」
と、思うような出来事がありました。
白い紙を前に、ペン先に全人生がのっているような、こと。
来年は、どうなりますか・・・
そんな個人的つれづれを読んでくださるみなさんに、まずは感謝!
コメント、拍手、メール、ほんとうにありがとうございます!


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2008
11.11

伝える

菊


ある日。
なにげなく肘を上げて、横に広げると、
「お~おぉ、柔らかい!」
と言われたので、「えっ??」と、びっくりしました。
私の肩はとても柔らかいのだそうです。

肩の骨折が完治したと思われた、その年の夏
完全にはもとに戻ってないことに、気がついて、
腕や肩を伸ばしたり、曲げたり、始めたのです。
日常生活では、肩や、腕を上げたり回したりする機会は、とても少ないみたい。

それに、40,50肩にになってしまったときのことを思うと、
首をぶるぶる横に振りたいような気分に駆られ、
今でもほぼ毎日、やっているので、上の話は、その成果ですね。

肩が柔らかいと、おっしゃったのは、病院の先生なので、
すごく説得力をもって、その日一日、わたしの中に残りました。
そうして、なぜか、よい気分。

現代の作家の書くものもそうなのですが、
シロウトの書くものなら、余計に、なのかもしれません、
よい言葉が、この世から激減している気がします。

「あ!」
と思った、驚いたこと、びっくりしたこと、よいことを
一日一回でも、人に伝えようかなと、ふと思いました。
ほめる、ということならば、さらに、いいかも。
自分を自分で、言葉でしっかりホメるというもの、もちろん、アリ!です。

ちなみにカレンダーは、使う側、作る側の両方から、その意義を私に、「伝えて」くださった、
Sさんのおかげなのです、どうもありがとうございます。
去年よりぴりっと、したものが、できそうです。


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2008
06.08

定家葛

定家葛


ずいぶんかわいらしい花がどっさり咲きます。でも、男の人の名前がついています。
由来は、「定家葛」で検索すると、わかります。

「さくら かるた」は、まずノートに、歌を集めました。
集めている最中は、式子内親王の歌を、かなり書き写したはずなのに
出来上がったものは、入ってません。
それは、やっぱり
「玉の緒よ 絶えなばたえね ・・・」
に比べると、桜の歌はどうも、おとなしい気がしたからです。
有名なこの歌は、たぶん本心から出たまことなのだろうな、とおもいます。


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2008
04.25

牡丹桜

八重桜


本を読んでいたら、「牡丹桜」という言葉。
脳裏に、自分の牡丹の写真(これ → 牡丹)が浮かび、
「牡丹桜」は「八重桜」であることが、瞬時につながる。
牡丹と八重桜。私が見たものは、同じものだったと思う。


撮るとき、本当に何も考えていないので、撮ったものについて、
言葉で示されると、親切な手が、意識の下という水の中に手が入り、
目の前に取り出してくれたような気分。

「ぼたん」と言った時の、ぽったりした感じが、
八重桜の「ジツ」を、よく表している気がします。
昔の人の多くは、「ぼたんざくら」と、言ったのだと思いたいけど、
「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂ひぬるかな」
が違うと言ってる・・・。


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2008
01.26

ウラ

かさかさ落ち葉


ウラは、大事だなとおもう。
洋服の裏地はずいぶんおざなりだけど、和服のウラの世界はすごい。昔に比べたら、そっちで遊んでいる人は少なくなったかもしれないけど、そういう人にとっては裏は「ウラ」じゃなくて、すでにオモテ。

冬は、春から見ればウラかもしれないけれど、冬から見れば、春は結果、オモテにすぎないかもしれない。
ことばもどちらかというと、オモテな感じだけど、ウラのしっかりした人が発することばはすごい。オモテのひゃらひゃらしたものは、たよりなくて、めまぐるしくて、めんどう、タイクツ。やっぱりウラがしっかりしてないとね。

紅葉したもみじやさくらの葉はいつの間にか消えて、今あるのは、ベージュ色のかたくて大きな葉っぱ。
考えごとはつらつらと、ぐるぐると回るだけ、寒くても外に出るけど、
「ああ、さむっ!はやくかえろう・・。」
の毎日。


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2007
11.07

さむくても

そら


さむくても さむくても
負けないで

朝の空気 
つめたくとも つらくても
逃げないで 目を開けて


Comment:2
2007
10.24

Category: きせつ   Tags:写真ことば
朽ちる


時間がキーワード、のような気がする「朽」。
人間のそれより、「木」の時間は、ゆっくり、おおきい。しずかに燃えます。

2008卓上カレンダーをお分けします。
詳しくはこちら

当初考えていたものより、使う写真が広範囲なものになりました。
12枚の写真は、すでに私を離れて、それぞれにまぶしいです。
メールをお待ちしています!

これまでにカレンダーを希望してくださった方には、メールをお送りしました。ご確認ください。


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